【四柱推命】倒食のある命式は最悪なのか?

倒食 十干

「倒食」を必要以上に恐れてこれがあるから自分の命式は最悪だとドツボにはまっている人をみかけます。

「なぜ悪いと思う?」と尋ねると「倒食だから」というような答えが返ってきますが「倒食の何が悪いと思う?」と尋ねてもちゃんと理解してない人が多いですね。

ここでは「倒食」について説明していきます。

倒食とは

命式に食神と偏印が並んでいる状態、または命式中の食神に対して偏印にあたる干が巡ってきている状態や、偏印そのものを倒食と呼ぶことがあります。

倒食は無条件で悪いわけではない

初心者向けの四柱推命本で、なぜあんなに倒食を恐ろしいものとして書くのか正直なところまったく理解できないのですが、食神と偏印が並んでいるからといって、全部が全部悪いわけではありません。

簡易な四柱推命本には通変に対して比肩・食神・正財・偏財・正官・印綬を吉星、劫財・傷官・偏官・偏印を凶星と書かれていることが多いため吉星の食神を傷つけるから偏印を凶としているようですがそもそも通変自体には吉も凶もないのです。

食神と偏印が並んでいても問題ないケースとは?

命式は人それぞれです。
人によっては食神が悪さをしていることがあります。そういう場合は偏印が並んでいても恐れません。

【例】
時 日 月 年
 乙 丁 
子 巳 巳 丑

この命式の場合、日主乙木に対して月上の丁火(食神)が強すぎて日主が干からびそうです。それを年上の癸水(偏印)が抑えて吉とみます。

食神は偏官を抑えるので善しとされます。ですから、命式の中に偏官がなければ食神と偏印が並んでもさほど困ったことではないと 経験的に感じています。

倒食が悪いケース

多くの人は出生の命式だけ見て吉凶を判断しようとしますが四柱推命は巡ってくる運気も併せてみる占術です。

出生の命式に食神と偏印が並んでいるときよりも、偏印がなく食神がよい働きをしている出生の命式に強い偏印が巡った時のほうがダメージとしては大きいように思います。

ただ、これは命式の何が食神で偏印かによって程度が変わってきますので一概に言うことはできません。
【例】
時 日 月 年
乙 壬 戊 
巳 寅 戌 子

日主壬水に対して、月上の戊土(偏官)が尅しに(傷つけに)くるところを年上の甲木(食神)が戊を抑えてくれています。

ここに庚金(偏印)が巡ってくると年上の甲を尅すので日主は戊の尅を受けて凶とみます。(後には時上の乙と合して尅を忘れると見るが)

天干には偏官も偏印もないが、地支蔵干にある場合

地支蔵干の考え方は流派によって異なるのでこうです!という決め付けた言い方はできないのですが、少なくとも、天干にある食神に対して地支蔵干の偏印は影響しません

倒食を考えるのは天干に食神と偏印が並ぶ場合なので地支蔵干に並んだからといって倒食とは採らないですしそれほど影響のあるものでもないです。

命式の中でそれぞれの通変がどんな働きをしているかよく見極めて判断することが大切ですよん。

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