【四柱推命】命式の中にある冲の考え方

冲・合 By あいちぇす
冲

冲はあまりよいことが書かれていない本が多いのですごく悪いものだと思ってしまいがちですね。

そうは言っても支は12しかないのですから、命式に冲が現れることは少なくありません。ここでは命式内にある冲とは何ぞや?ということを解説しています。



出生の命式に冲があると離婚になる?

冲=離婚という意味ではありませんが命式によっては可能性が高まると考えることがあります。

冲には採用条件がある

子(陽水)―午(陽火) 丑(陰土)―未(陰土)
寅(陽木)―申(陽金) 卯(陰木)―酉(陰金)
辰(陽土)―戌(陽土) 巳(陰火)―亥(陰水)

上記が冲の関係ですが、それぞれ五行関係では相尅の間柄です。やっつけたりやっつけられたりなので、そこに戦の気があると考えます。

しかし、命式にこの組み合わせがあれば無条件で冲として採用するわけではありません。

 ・隣接しないもの

【例】
年:○午
月:○○
日:○子
時:○○

この場合月支をはさんでいるので冲としての働きはないと考えます。しかし、行運に月支の冲支または合支がめぐると冲としての働きが出てきます。(流派や占者それぞれの考え方で採用する看方もありますが管理人は採用しません)

 ・合支とも隣接しているもの

【例】
年:○辰
月:○酉
日:○卯
時:○○

月支の酉に合支と冲支が隣接しています。この場合は日支の卯は冲されません。

命式内に冲があるとどんな影響が出る?

冲とはもとはさんずいの「沖」です。「沖」は岸辺から遠く離れたところをいいます。冲の基本的な意味は「離れる」です。

このことから冲は物事がまとまりにくい、持続が難しい、良さが出づらいなどの影響が出やすいとされます。

どういった分野についてその影響が出るかは冲された支がどの通変の根になっているかで変わってきますが、一般に命式内に冲があると人間関係が安定しにくい形で出やすいようです。



冲で負けている方に影響が出やすい

冲は五行関係でみるとやっつけたりやっつけられたりの関係なので子- 亥- -申 -酉 では太字の方が負けています。辰-戌 丑-未は土行同士なので勝敗がありません。

【例】
年:○申
月:甲寅
日:庚子
時:○○

日主庚から見て月上甲は偏財にあたります。命式内に財星があり、寅に引いて強いので比較的大きな金額に縁があります。しかし年支の申が月支の寅を冲尅するので甲の財は力を発揮することができません。

一時的に大きな財を手に入れてもあっという間に使い果たしたり銀行からの借り入れは比較的スムーズなものの返済が滞ったりしがちです。

この命式の場合だとめぐる運に巳がきたとき開運します。(ただし、この例の場合は周りの環境がごたごたしやすい)

日支を夫妻宮といって夫婦関係をみるポイントにすることがあります。日支が冲で負けていると夫婦仲に陰りが出ることがあります。

冲で負けている日支が官星(女性の場合)または財星(男性の場合)の根になっており、その官星または財星がめぐる運と干合しているようなケースは離婚の可能性が高まるようです。

行動に注意が必要な冲パターン

命式内に天戦地冲がある命式で、それぞれの干の旺支が互い違いになっているパターンは注意が必要です。

【例】
年:○○
月:丙子
日:壬午
時:○○

このようなパターンの命式の持ち主の多くはカリスマがあるため人が集まるのですが同時に敵を作りやすい傾向があり、対人関係が安定しにくいようです。

人が集まるからといい気になっていると、一気に足元をすくわれる可能性があるので、謙虚さを忘れないことが大切です。

互い違いになっている天戦地冲のうち、四旺(子・卯・午・酉)が絡んでいるケースは影響がはっきり出る傾向があります。




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