【干の話】甲(きのえ)の性状と季節の話【四柱推命】

甲 四柱推命 十干

木行の干のことを『曲直』とも申します。陽干の甲はまっすぐ天に向かって伸びる樹木に例えられるため「直」であります。

甲の性状

甲は乙とともに十干の中で命を持つものに例えられる干なので、まず地支に根があるかどうかが重要です。

目標を必要とする

天に向かってまっすぐ伸びる様から、上昇志向が根底にあります。何かしら目指す目標をもって努力することに生きがいを感じます。

地支に根がなく命中に強い水(壬)があると浮木となって甲らしさが損なわれ、仕事や住居が定まりにくかったり風見鶏的に考えをころころ変える面が出てきます。

ライバルがいたほうがいい

甲 四柱推命

樹木は一本だけで生えているよりそばに競う相手がいたほうがよく伸びます。このことから、体育会系チームプレイで頭角を現します。

ただし命式に根のある甲(天干に)が3つ以上重なると深い森になります。深い森は見通しが悪いですから秘密主義的なところが出てきます。

立ち直りにやや時間が必要

すくすく伸びた樹木も途中でぼきっと折れることがあります。木が若いうち(春月生まれ)は甲の中では比較的立ち直りは早いですが、折れた木が再び元のような姿になるまでには時間が必要です。

面倒見の良さ

樹木は小鳥が巣をかけ暑い夏には日陰を作ります。果実をつけてお腹を空かせた生き物を助けることもあります。このことから甲の基本性状には面倒見のよさが含まれます。

しかしながら、命あるものに例えられる干ですから強い庚の偏官が張り付いているなど我が身の危機を感じているときは人様の面倒を見る余裕はありません。

甲と季節の関係

甲は木行ですから、春月の寅・卯・辰を旺とみます。

春月(寅・卯・辰)生まれ

地支に傷(冲・尅)がなければ甲のいい面が前面に出ます。

勢いがありすぎて周りを押しのけようとする強引さが出ることもあります。

夏月(巳・午・未)生まれ

夏の甲は地支に水があれば自分が主役の場で活躍しますが、裏方仕事やサポート役は少し苦手です。

命式に水気がなく丁の火が隣接していると口が過ぎてトラブルに巻き込まれることがあります。

秋月(申・酉・戌)生れ

秋の甲

秋の甲は加工される木です。材木として有用なほど育っているかどうかがキモなので、傷のない根があれば有能です。

しかし、根がなかったり弱い場合は庚が隣接していると自分が思っているほどの仕事ができなかったりします。

秋の甲は加工材になってなんぼなのでしっかり根があれば庚を恐れません。

冬月(亥・子・丑)生れ

この頃の甲は春の訪れを待つ樹木です。目標を立てても思うように捗らなかったりして自信を失いがちなところがあります。丙がめぐれば上向きますから焦らないことが肝要です。

四柱推命は日主と命式全体の兼ね合いで読み取っていきます。同じ干でも隣に何があるか、どんな大運がめぐっているかで性状の表れ方が異なってきます。

 

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