【干の話】丙(ひのえ)の性状と季節(月支)の話【四柱推命】

丙 四柱推命

火行の干のことを『炎上』とも申します。陽干の丙は太陽にたとえられ、天高くあることから『上』となります。

丙の性状

太陽にたとえられる丙は10個ある干のうち根のあるなしにかかわらず強い干で、干単品でそれなりの力量を持っています。

太陽ってものは温暖をもたらすものなので、冬場に太陽が出てひだまりが出来ればそこだけ暖かくて気持ちいいものですし、逆に真夏の太陽は暑すぎて涼を求めたくなります。

丙は地支に強い根を持って強まりすぎたり命式に複数並んだりせず、一つだけほどほどの強さであることを良しとします。

ウソがつけない

丙は明るく照らすものですから基本的にはウソがつけません。本音と建前の使い分けが苦手なところがあります。

見えているものだけを信じやすい単純さがあるので気持ちの細やかな機微をくみ取るような器用さに欠けるところがあります。

自意識が強いけど自己主張は控えめ

丙さんは『人の役に立ちたい』という気持ちを潜在的に強く持っているものですが、その気持ちが自分がやらなくちゃ!という自意識の強さとして出てくることがあります。

周りを明るくする雰囲気があり、なんか気が付くと人の輪の中心にいたりします。

ただし、丙は単品で強いですから根がしっかりしていて強いと「一緒にいるとなんか疲れてしまう人」と思われてしまうこともあります。

命式内の丙の大事な役割

丙はほどほどの強さで命式を温めるのが最大の仕事です。甲・乙にとって丙は子星(食傷)にあたりますが、生み育ててもらうというより子の成長を見守る親みたいな印星的な働きをします。

丙と季節(月支)の関係

丙は火行なので夏月の巳・午・未を旺とみます。丙は命式内の温度に深くかかわりますから、命式全体でみてバランスが取れているかどうかが重要です。

春月(寅・卯・辰)生まれ

春月はまだ時折はだ寒く丙の温暖がありがたい季節です。命式全体を暖めることが出来る丙は場の雰囲気を和らげるムードメーカーの役割を持ちます。

春の丙は命式内に甲・乙があることを喜びます。これは丙のもつ「照らす」ニュアンスを喜びをもって受け取ってくれるからです。春月の丙は傷のない根があり命式に甲・乙があると主役をそっと支える優秀な補佐役になります。

夏月(巳・午・未)生まれ

夏月は丙にとって旺の月です。丙はほどほどを良しとする干ですから、夏月生まれで抑えるもの(水)がないと良かれと思うことが一方的な押し付けになったり目立ちたがりだと思われやすくなります。

夏の灼熱の太陽の下では畑の作物が枯れてしまったり線路が曲がったりしますね。夏月の丙は多少傷があるくらいでちょうどよく、傷なく元気すぎると結果を出すことを焦りすぎて結局失敗するようなマイナス面が出やすくなります。

秋月(申・酉・戌)生まれ

秋が深まるにつれて丙は命式を暖める本来の仕事をこなせるようになります。

また秋は丙の「照らす」意を存分に発揮できるときでもあります。秋月の丙は命式に辛の宝石があるとそれを照らすことで輝きを増すのを喜びます。

冬月(亥・子・丑)生まれ

冬月は丙の力量が最小になる時ですが、もっとも必要とされる時期です。命式に傷のない根があれば優秀ですが、根がないと実力以上の成果を求められて無理をしたり、期待に応えきれないことを気に病んだりといった傾向がでてきます。

丙は強い干なので我が強くて強引なイメージがどこかありますが、実際はさほど自己主張することなく主役のために何かをしようとする名わき役のことが多いです。

他の干と同様に命式全体で見て判断しなくてはなりませんが、おしなべて言えることは丙さんは強すぎなければ人当りよくて一緒にいてほっこりする人が多いようです。

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